HTML+javascript で作ったAIRアプリ fedoraで実行してみた。

HTML と JavaScript で作ったAIRアプリをfedoraで動かしてみました。
その結果を諸々メモ。
 

レイアウトが崩れる

Windowsfedora では、同じAIRの上でも色々と違うみたいです。
例えば、ウインドウの高さを固定リサイズ不可にして、
AIRウインドウメニューを使っていたんですが、
HTML,CSSのheight:100%の扱いが以下のように違うようです。

Win(Vista,XP)→メニューを除いた、HTMLで書かれている領域全体の高さ
fedora(11)→メニューも含めた、ウインドウの描画領域全体の高さ

なので、WinでHTMLやBODYの高さを100%にしてfedoraで動かしたら、
メニューの高さ分だけ下にはみ出てしまいました。
めんどくさくなったので、メニューもHTMLとjQueryで作り直して回避。
 

fedoraでのドラッグ&ドロップ時のMIMEタイプ

http://help.adobe.com/ja_JP/AIR/1.5/devappshtml/WS7709855E-7162-45d1-8224-3D4DADC1B2D7.htmlを参考に、
外部から画像ファイル(複数選択可)をドラッグ&ドロップする。
MIMEタイプを使って、外部からのドロップか、アプリ内からのドロップかを判別してたんですが、
Winで通った処理がfedoraじゃ通らない・・・。
調べた所、外部からのドロップは
WinでのMIMEタイプが "application/x-vnd.adobe.air.file-list" だったのに対し、
fedoraは、"text/plain" だったため、IF文でスルーされてました。
中身についても、WinがFileオブジェクト(runtime.flash.filesystem::File)で、
fedoraは、ファイルのフルパスが1件につき1行ずつの普通のテキストです。
else if で "text/plain" を捕まえて、中身を「\r\n」でsplitして処理することで解決。
このとき最後に空白行が入るので、中身の有無を確認しないと場合によってはエラーで悩みます。
 
とりあえず、今までで私が見つけた部分は以上。
見つけ次第またメモします。